病院薬剤師のブログ

徒然なるままに。少しづつ勉強していきましょう。

当直中のビビった処方(プレドニゾロン)

当直業務を行うにあたり,若かりし自分が,ちょっと戸惑った処方を紹介していきたいと思います. 簡単なものから色々と. 薬学生のかた,普段注射調剤に関わっていない方から,病院で当直することになりそうな方まで,ご参考になさってください. 第5回ヤク…

【薬のお勉強】ダルベポエチン アルファ注シリンジ「KKF」

バイオシミラーとバイオセイム,最近よく話を聞きます. これからも発売されてくるであろうこれらの薬剤ですが,一度整理をしておきましょう. ダルベポエチン アルファは先発品ネスプ注射液のバイオセイムとされています. バイオシミラーが最近認知されつ…

病院における薬品の管理と共有を考える

ここ最近,薬剤の供給不安定の報道が多いですね. セファゾリンの問題はその中でも大きなニュースとして取り上げられています. 病院の中で医薬品を扱う薬剤師の今が問われていると思います. 医薬品管理と供給について,考えてみたいと思います. 薬事日報…

ガンマグロブリンの適応などを少し考えてみる.

当施設はヴェノグロブリンに加え,新たにベニロンも供給に制限がかかってきました. 今回の件なども踏まえて,以前書きましたので,ご興味ある方はご参照ください. 限られた献血の中から製造される,血漿分画製剤のため,リコンビナントの製剤などができな…

感染症部会でのセファゾリンの資料を眺めてみる

厚生科学審議会 (感染症部会)から,2019年7月17日付で,セファゾリンの供給低下についての資料が掲載されています. 厚生科学審議会 (感染症部会)|厚生労働省 先日ありました,アンケート結果もあわせて報告されています.当施設も参加しました. 少し眺め…

薬剤師免許取得後の医療機関での研修は必要なのか

2019/7/10に開催されたの中医協での総会で,日本医師会の常任理事の方の発言が,日経DIで話題となっております. 記事の冒頭で 「医療機関の薬剤師不足は深刻。薬局が訪問薬剤指導を行うことを前提とするならば、薬剤師には国家資格取得後の医療機関での勤務…

フォーミュラリーを考える2

これからの医療に,どのような影響を与えるのでしょうか.まとめてみると,薬局薬剤師,病院薬剤師の未来に大きくかかわるような内容なのではないかと感じました. 薬と地域 今回少し話題が出ておりました. 以前一度書いたのですが,少しボリュームもありま…

ワルファリンについて再考する

ワルファリンによる出血.下記の報道がありました. 古くからあり,よく知られた薬.なくてはならない薬. 凝固,出血に関する最も有名な医薬品の一つであるワルファリンについて再考してみたいと思います. 処方箋の2倍の薬を販売、患者が脳内出血 甲府の…

TDSに行ってみました(^^♪

突然思い立って,TDSに行くことにしました.そうです,例の場所です. TDS 6月の梅雨の合間,天気は良好. 晴れた日曜日ということで,まぁ混んでると予想しましたが, 混んでました.さすがTDS. 生まれてこの方,TDSは行ったことがなかったので,行ってみ…

絶対に欠品してはいけない医薬品,その理由.④人免疫グロブリン製剤

病院で治療する医薬品の中でも,欠品や出荷調整などで,薬剤の供給が滞ることが許されない医薬品があります. 今回は,人免疫グロブリン製剤の献血ヴェノグロブリンIHが,供給制限になる可能性についての案内がございました. 医療関係者ですか?「はい」「…

【薬のお勉強】テリルジー100エリプタ

2019/5/22薬価収載のテリルジーについて勉強してみる. 牛乳 テリルジー100エリプタについて COPDについて エリプタ兄弟を眺めてみよう テリルジーの特徴 エリプタはスゴイ 今,まさしく旬な情報 その他の注意など 効能又は効果に関連する使用上の注意 用法…

薬学部に入学する価値はなくなっているのか

薬事日報の調査で,下記の記事がありました. 【薬事日報調査】薬大入学者、約4割が定員割れ‐13年度ピークに減少続く|薬事日報ウェブサイト タイトルを見ると,その通りですが,4割が定員割れを起こしている,というのは 衝撃的ですね.少し考えてみたいと…

当直中のビビった処方(シクロスポリン)

当直業務を行うにあたり,若かりし自分が,ちょっと戸惑った処方を紹介していきたいと思います. 簡単なものから色々と. 薬学生のかた,普段調剤に関わっていない方から,病院で当直することになりそうな方まで,ご参考になさってください. 第4回ヤクガク…

薬学部,という得体のしれない学部について考えてみる

ずいぶん不吉なタイトルとなってしまいましたが,こんなニュースが最近ありましたので考えてみます. せっかくご訪問いただいたのに,変な内容ですみません.最近サボっていて,書いてみたと思ったら,暗い内容です.それでも考えてみたいと思います. 国試…

ストロング・スタチンを忍容可能な最大用量で投与するべき人とは?

2019年3月29-31日に日本循環器学会が行われました.その中で急性冠症候群診療ガイドライン (2018 年改訂版)が2019年3月29日,公表されています. まだ時間もそれほど経っていないので,これから解説がでてくるかと思いますが,スタチンに関する推奨等が変…